プロがこぞって愛用するWooting 60HE。
特にVALORANTプロの使用率がかなり高いです。
試してみた感想は間違いなく「pay to win」と言い切れる性能を誇っていました。
元祖ラピッドトリガーと言われたWooting 60HEがどんな性能なのかレビューしていきます。
プロが愛用している理由が分かった気がします。
Wooting 60HEはどこで買える?
Wooting 60HEはどこで買えるのか、どこで買えば良いのか紹介します。
海外公式サイトが一番おすすめ
結論から言うと、「海外公式サイト」で買うのが一番安く手に入ります。
「ふもっふのおみせでも買える?」っといった質問も多かったですが、現在ふもっふのおみせで取り扱っていません。
他に買えるところはAmazon、フリマサイト等があります。
転売は価格が凄く高いのでおすすめしません。
少し手間だけど公式サイトの方が良いよ。
「Wooting 60HEの買い方」についてはこちらの記事で紹介しています。
愛用しているVALORANTプロまとめ
こちらの「VCT2023出場選手の使用デバイス一覧」で確認したところ、なんとWooting 60HEは80人中46人と58%の選手が使用していました。
半数以上が同じデバイスって凄いですよね。
※2023/10/26時点で分かっている情報になります。
機能・性能
Wooting 60HEの特徴を紹介します。
・60%サイズ
・アナログスイッチ(Lekkerスイッチ)
・ラピッドトリガー搭載(0.15~2.35mm)
・アクチュエーションポイント(0.1~4,0mm)
・タキオンモード搭載
・押し込みで4段階のキー機能
キー配列 | 英語配列 |
接続 | USBType-C |
キーサイズ | 60% |
キースイッチ | Lekker |
キーキャップ | PBT ダブルショット |
AP | 0.1~4.0mm |
押下圧 | 40~60g |
サイズ | 302 x 116 x 38 mm |
重量 | 605g |
価格 | ¥24,200 |
「Wooting 60HE」はアナログスイッチを採用した60%サイズのキーボードです。
アナログスイッチは従来のオフ・オンでしか接点を送らないスイッチとは異なり、アクチュエーションポイントは0.1mmから4.0mmと自由に設定できます。
また、キーを離した瞬間にリリースになるラピッドトリガー機能などのおかげでストッピングが格段にやりやすくなりました。
ラピッドトリガー機能がないキーボードは使えなくなるくらい違います…
アナログスイッチ(Lekkerスイッチ)
Wooting 60HEに使われているLekkerスイッチ(アナログ入力スイッチ)はWootingの最大の特徴といっても過言ではありません。
一般的なメカニカルキースイッチとは設計が異なり、メタルリーフやピンなどが存在せずマグネットのみで接点処理を行います。
そのため部品の摩耗がなく、耐久値はRazerのオプティカル同等の1億回を誇っています。
このスイッチが、アクチュエーションポイントやラピッドトリガー機能によるリセットポイントの可変を可能にしています。
キーキャップは品質と耐久性に優れたPBT材質を使用しています。
表面は少しざらついています。
ステムはCherryMX形状で様々なキーキャップと互換性があるため、好みに合わせて自由にキーキャップを交換することができます。
接点を0.1~4.0mmで設定可能
キーの接点を変えるアクチュエーションポイントは0.1~4.0mmで変更できます。
今でこそアクチュエーションポイントが0.1mmに変更できるキーボードは増えましたが、発売時点ではとても珍しかったです。
APEXPROも0.1mmになったよね
ラピッドトリガー搭載
Wootingはゲーミングキーボードで初めてラピッドトリガー機能が搭載されました。
いままで、キーの接点が固定だったのでキーを離した時に入力OFFになる反応が遅かったですが、ラピッドトリガー機能により、キーを離した瞬間に入力がOFFとなります。
・アクチュエーションポイント:キーを押し込んだ時に反応するポイント
・リセットポイント:キーを離したら入力OFFになるポイント
→従来はスイッチごとに入力ON,入力OFFの感度が固定になっている。
・ラピッドトリガー:キーを少しでも戻せば入力がOFFになる機能。再びキーを押すとその時点から入力ONとなる。
これによりVALORANTでのストッピングが楽になり、プロ選手がこぞって愛用するようになりました。
今は、ラピッドトリガー機能が当たり前になっています…
タキオンモード搭載
キー入力をより速く検知するためにキーボードを最適化する機能です。
この機能は遅延を最小限に抑えたいユーザー向けです。
タキオンモードを有効にすると、すべてのキー入力が可能な限りなく早く反映されるようになり、遅延が抑えられるようになります。
ですが、キーボードのRGBエフェクトが無効になるので注意しましょう。
ダイナミックキーストローク(DKS)
Dynamic Keystroke、DKS設定をすることで、1つのキーに最大4つの機能を割り当てられます。
もちろん2ndアクション機能もあるので、軽くタップした時と長押しした時の2つで別々のキーを割り当てることが可能です。
ソフトウェアについて
Wootingでソフトウェアを使うには二通りの方法があります。
・ソフトウェアをPCにインストール
・ウェブブラウザで設定を行う
わざわざソフトウェアを入れなくて良いのは便利ですね
外観・打鍵感
それではWooting 60HEを開封していきます。
Wooting 60HEの特徴はやっぱり黄色のストラップですよね。
横から見たら他のキーボードより高さが少し低めになっています。
背面は高さを調整するチルトスタンドはありませんが、滑り止めはきちんとあります。
とてもシンプルでコンパクトな作り
Fキーやテンキー、矢印キーのないコンパクトな60%サイズのキーボード。
付属品
付属品は予備のキーキャップやプーラーも付属しているのは嬉しいです。
・ケーブル(USB AtoC)
・Gateron Lekker Linear60 スイッチ(予備) x 2
・キーキャッププラー
打鍵感:キーが軽く比較的音も静か
キーの押下圧は40gで押したときの感覚は、意外と軽く入力できるなって感じました。
また、音に関しては比較的静かで赤軸に近い印象でした。
Xにタイピング音を載せています。
良いところ
Wooting 60HEのメリットは以下の2つです。
性能で勝るキーボードがない
「機能・性能」で機能をひとつずつ紹介していますが、とにかくゲームをするうえで快適な機能が盛りだくさんです。
機能の数だけでなくラピッドトリガーの反応も良いので多くのゲーマーに愛されています。
正直ゲームメインで使うならこのキーボード一択です。
まさに、pay to winだね。
さらに、性能が良いのはもちろんなんですがキーボード本体も60%サイズとコンパクトな作りになってるので、机が狭い方やマウスと大きく振るときでもきにせず使えるのがうれしいです。
このサイズのキーボード使うとフルサイズが大きすぎて違和感があります。
カスタマイズ性が高い
意外と忘れがちですが、Wootin 60HEはかなりキーボードのカスタマイズ性が高いです。
カスタマイズできないキーボードもある中ここまでできるのは珍しいですね。
白色も雰囲気変わっておしゃれ!
気になるところ
Wooting 60HEのデメリットは以下の2つです。
高さが調整できない
購入して初めて気付いたのですが、Wooting 60HEにはキーボードの高さを調整するチルトスタンドがありません。
チルト機能がないのは逆に珍しいです。
ですが、きちんとゴムがついているので滑る心配はありません。
海外サイトでしか買えない
ここがどうしても気になるポイントなんですが、日本だと手に入りづらいところです。
公式サイトで買うにも納期が1~2か月はかかるので今すぐ欲しい人には少し嫌ですね…
「1~2か月でも全然待つよ!」って方は公式サイトでの買い方を紹介しているので参考にしてみてください。
Wooting 60HE:レビューまとめ
Wooting 60HEの評価とどんな人におすすめか紹介します。
総合評価
Yuki Aim polar 65 Katana Edition
(4.5/5)
高さが調整できない
海外サイトでしか買えない
性能で勝るキーボードがない
カスタマイズ性が高い
正直なところ、キーボードの完成度だけでいったら5点満点なんですが、なにより手に入りづらいのがマイナスポイントです。
ですが、性能面では間違いなくNo,1のキーボードなので時間かかっても欲しい方は公式サイトで購入しましょう。
どんな人におすすめ?
Wooting 60HEは以下の人にオススメできます。
・コンパクトでカスタマイズもしたい方
・ストッピングが大事なゲームをプレイしている方
VALORANTなどストッピングが重要なゲームでは特におすすめです。
他のキーボードと違ってラピットトリガーの感度も良いので、快適にプレイできること間違いなしです。
まさに、pay to winです。
ゲームだけでなく普段使いにもこだわりたい方は「GX1」や「VK600A」がオススメです。
GX1は打鍵音が特に良いよ
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